札幌記念(G2)に出走したブラストワンピース(父ハービンジャー)が優勝しました。これで獲得賞金は5億超え。
思えば毎日杯(G3)を勝った時から凱旋門賞(G1)を意識していた馬。出走できそうなだけで嬉しいですね。
アーモンドアイのように絶対的な強さも無いですし、海外遠征は甘くありませんが、良い状態で力を出せればいいですね。
同世代のインディチャンプも元町S(3勝クラス)を勝った時から安田記念(G1)を意識した馬。
ロードカナロアの時もそうでしたが、やっぱりG1を勝つような馬は早いうちから能力示しますね。
川田将雅騎手「馬場入りの時は少しピリッとしていたのですが、すぐにはキャンターへ移行せず、しっかりと人間側に意識を向かせてから走りはじめさせました。うまく馬とコンタクトが取れていい雰囲気で返し馬を終えることが出来ました。初騎乗なのでこれまでのゲート裏での雰囲気などはわからないのですが、厩務員さんに確認すると『落ち着いている方だ』と言っていました。スタートは出てくれましたが行き脚はそれほど速くなくて、レース全体の流れを考えるとそれほど悪い位置取りではないものの、この馬の脚質や横の馬との並びを考えるとそれほどいい流れではなかったと思います。苦しい展開になっていたのですが、勝負どころでふかしながら押し上げていくとうまく進路が開いてくれるあたりは、この馬が”持っている”のだと思います。直線では結構モタれて追いづらかったのですが、それでも最後はきっちり差し切ってくれました。競馬に行って初めてわかることもありますし、この後凱旋門賞へ行くとなると現地の馬場でバランス良く走れるかなどは、やってみないとわからない面があると思います。それでも、勝ち切ってくれたことで期待は膨らみますし、まずは目の前の結果を出せてホッとしています」
シルク公式HPより
大竹正博調教師「この2戦は結果が出せていなかったので、まずはブラストワンピース本来の力を発揮することが出来てホッとしています。同じ日に妹が新馬を勝ち、この血統は洋芝が合うのではないかと思っていましたが、今日の勝ち方を見るとやはり洋芝への適性は高そうですね。また、札幌のコースの形態も難なくこなしてくれました。そして、凱旋門賞へ向けて良い勝ち方をしただけでなく、馬も再び自信を付けて本番へ臨めるのは何よりですね。この後はいったんノーザンファーム空港へ放牧に出させていただき、レースの疲れを癒してもらいたいと思います」
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