3歳でスプリンターズS-G1を制覇したピクシーナイト(父モーリス)牡5歳が引退となりました。
日高のブリーダーズ・スタリオン・ステーションから種牡馬入りのオファーがあったということです。
香港遠征中に落馬事故に巻き込まれ、奇跡的に一命を取りとめて種牡馬入り出来たのはラッキーだったと思います。
産駒からも活躍馬が出て、長生きして欲しいところです。
音無秀孝調教師「中間は坂路コースに入れる前にダートコースで時間を掛けて動かし、またプール調教も併用するなどして、これまでになく負荷を掛けた上でレースに挑ませていただきました。冬毛が伸びて見映えこそしなかったものの、パドックではシャキシャキと歩くことが出来ていましたし、近走の中では活気に溢れて馬の雰囲気はとても良かったと思います。復帰後はもう一つ前向きさに欠ける走りでしたから、ジョッキーにはスタートが決まれば積極的に前々でレースを進めて欲しいと指示を出していましたが、ブリンカーが効き過ぎたこともあって、終始力んで走ってしまいましたね。ただ、それにしてもハナを切ったウイングレイテストが勝ち馬からそこまで負けていないことを考えると、ピクシーナイトにはもうひと踏ん張りして欲しかったというのが正直なところです。レース後は獣医師にもチェックしてもらって、詳しく状態の確認を行いましたが、脚元含めて異常は見られませんでしたので、26日にノーザンファームしがらきへ移動させていただきました」
滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動後も脚元を含めて大きな異常はありませんでした。本馬は日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションより種牡馬として迎え入れたいとの話しがありました。この上ない評価をいただいた今のタイミングで、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションからのオファーに応え種牡馬入りすることがベストと判断し、音無秀孝調教師とも検討した結果、阪神カップを持ちまして競走生活を終了し、来シーズンより種牡馬としてのキャリアをスタートさせることといたしました。これまでのご声援誠にありがとうございました。
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