土曜日にデビュー戦を迎えたオブセッションが新馬勝ちとなりました!スタートをもっさり出て、終始舌を出した集中力のない走り。それほど良さを感じないデビュー戦でした。それでも「まずは1勝」が大切ですから結果が出て良かったと思います。色々と成長して欲しいですね。
C.ルメール騎手「スタートで他馬を気にしたことでポジションが後ろになってしまいました。ペースが遅かったので、4コーナーの出口から押していったのですが、そこから長くいい脚を使ってくれましたね。ディープインパクト産駒ですから、良馬場の方がもっと切れる脚を使えると思います。それに距離はもう少し延びても大丈夫でしょう。大飛びで良いフットワークで走りますし、これからが楽しみな馬です」
藤沢和雄調教師「調教の動きから期待をしていましたが、その通りにいい競馬をしてくれましたね。最後の叩き合いを制する辺り、勝負根性もありそうです。気負うところが全くないですから、距離が延びていいタイプだと思いますよ。まだ緩さがありますし、これからまだまだ良くなる馬だと思います。レース後の状態を見てから、今後の方針を決めたいと思いますが、ここは焦らず大事に行く方が今後に繋がると思います」
菊花賞(G1)に出走したトリコロールブルーは、良いところなく15着に敗れています。先行勢軒並み惨敗でしたし、また1600万からコツコツ頑張って欲しいところ。成績よりも、怪我が無いことを祈るのみですね。
戸崎圭太騎手「かなり馬場が悪くなっていましたが、流れが速くなるところまでは特に気にしているような走りではなかったですし、折り合いもスムーズでした。ただ、勝負どころで追い出しに掛かろうとすると、手応えが怪しくなり、4コーナーに差し掛かるあたりでは余力がもう残っていませんでした。馬場も多少堪えたのかもしれませんが、1周目の手応えからすると、距離が長かったとしか思えません。青葉賞の時よりスムーズな競馬が出来ましたし、だいぶ心身ともに成長が窺えたので、2,000mあたりの距離なら良い競馬をしてくれると思います」
友道康夫調教師「前回は成長分を考えても少し重めが残っていましたが、今回のマイナス12kgはそれが絞れた分なので、理想通りに仕上げることが出来ました。1周目の手応えからあれだけバッタリ止まってしまったということは、戸崎騎手も言っていましたが、距離が長かったとしか考えられません。道悪馬場はそこまで気にしていなかったようですが、あれだけ悪くなっていたのですから、少なからず体力は消耗していたはずです。クラシック最後のレースで結果を残すことが出来なかったのは残念で仕方ありませんが、これでこの馬の距離適性がだいぶ分かってきましたので、今後は2,000~2,400mあたりの番組を中心に出走させていきたいと考えています。この後は一旦これまでの疲れを取る意味で短期放牧に出し、今後の予定は放牧先で状態を確認しながら検討していきたいと考えています」
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